ウロコの落ちた目でつくる

先日の提案の場で起こった地殻変動の話。

プラン検討中のお客様から、
「訪問者は知人がメインだから、とくに外面に主張する表札などはなくてもいい」とのご意見。

門袖から表札が消えた。
「よく見えるところに表札」という我々業者の固定観念が崩壊した歴史的瞬間でした(大げさ)。

古い殻が剥け落ちて、そこからどのような実が形をあらわすのか。つくる我々もワクワクします。
名前と住所を表示するといったようないわゆる「機能性」から開放された分だけ、
「意匠性」は自由を得ます。

初めて訪問する知人にも、表札によってではなく、ランドマーク的な個性をたたえた門袖の特徴を伝えておくことで自宅を識別してもらうことだって出来るはず。

お客様個別の要件ごとに、どれだけ個別の最適解を導き出せるか。
ありきたりにならないことは、苦しい分も楽しい。