ウッドデッキ☆リニューアル

 

今日は、ウッドデッキのリニューアルの施工についてご紹介します。

ウッドデッキは、掃き出し窓などの前に地面より高く設置される木製のテラスのことです。
木材と樹脂を混ぜ合わせた合成木材が用いられることもありますが、天然木で作られたウッドデッキは、特有の質感や木目の美しさ、温かみある風合いを楽しむことができます。


ウッドデッキに使用される木材は、耐候性や防蟻性、耐菌性、耐腐朽性などに優れておりますが、どうしても経年変化はつきもの。
放置すると危険が伴う場合もあるので、注意が必要です。

今回お邪魔した横浜市青葉区O様邸のウッドデッキは、色が褪せ、ステップには隙間が開いて、中の木材が朽ちているようでした。
せっかくの広々とした立派なウッドデッキ。
このまま使わなくなってしまったらもったいないですよね。

表面の木材は色が褪せているだけで、まだまだ使えそうでしたので、ステップの部分を解体し、ステップの束と根太を交換することになりました。
束は柱の部分、根太は床板を支えるための下地材です。
ウッドデッキの構造となる部分ですので、しっかりしたものが必要となります。

一枚一枚丁寧に幕板や床板をはがしていきます。
土台となる束石や接続の金具類は再利用できそうです。

大事なところはしっかり計測。
ステップ設置位置がずれたりしないよう、注意を払います。

階段が水平であることはもちろん、高さや踏み面ってとても大事なんです。
適切に設置することにより、転倒やつまずきを回避できます。

ステップの設置が終わったら、塗装に入ります。
まずは元の塗装をやすりで剥がしながら磨いていきます。
表面を研磨して調整することにより、塗装の着きが良くなります。

赤みががった茶色から、深緑がかった茶色に生まれ変わりました。
修繕だけでなく、塗装することで、表面がコーティングされ、防汚や防腐効果が期待できます。
また、色を変えて新しく生まれ変わったようになりました。

ウッドデッキなど、新しく作り変えるのは大変。
少しの補修など、手を加えることで、新品同様になります。
カラーリングを変えれば、お庭の雰囲気も変わります。
新たな使い道も見つかったりして…。

ウッドデッキの他に、タイルの補修もさせていただきました。
更なる愛着を持って、エクステリアライフを楽しんでいただけるよう、お祈りしております。