価値観の多様性...「選択肢を示す」

プラン作りに着想は大事。それがないと何も始まらない。

でも人間は、えてしてその「思いつき」がかわいいあまり、
他の可能性に目もくれず、そこだけを深堀りし始めてしまう。

そうしてできあがるのは、自己中心的な究極形。

プランナーは相手の中にイメージを育てていくことに重心を置かなければならない。
相手不在、これをやってしまうと提案としては大暴投。
人間の価値観は千差万別、自分の感じ方と相手の感じ方は同じとは限らない。

私たちはプランナーとして、「考える」というプロセスを重視している。
考えるということは、「思いつき」にながされることではなく、むしろそれに逆流する作業。
自分の内から生まれた愛しい着想を、他者視点でたたき、みがくこと。
ラクではない、気持ち的につらい。

でもそんなつらいプロセスに耐え抜いたとき、
最初の「着想」は相手の心にヒットする可能性を帯びた「選択肢」へと派生的に増殖していく。

最初の「着想」から生まれた、子、孫、ひ孫。
そこまで磨きこんで初めて、相手に向けた提案といえる形になる。

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