elegant heart warmingなエクステリア実現の為にできる事 心エクステリアデザイン

 elegant heart warmingなエクステリアの実現

elegant heart warmingとは

elegant(上品、すっきりしている)

heart(心、気持ち)

warming(温かみ)

などの意味があり、elegant heart warming(上品で心のこもった温かみのある)となります。

今回は、以前に施工させて頂いた横浜市青葉区桂台 N様邸を元に、商品などの紹介をさせて頂きたいと思います。また、一部スタッフブログでもご紹介が御座いましたが、是非コラムでも取り上げたいと思い執筆致します。

下記にスタッフブログのリンクがありますので、併せて閲覧して頂けたら幸いです。

 

目次

収納付き濡縁

門袖壁

照明

ジョリパット

花壇・水栓

収納付き濡縁

濡縁とは

濡れ縁は、庭と室内を繋ぐ役割があります。
一般的には和風の家屋に設置されているイメージがあるかもしれません。
家の床と庭の地面との高低差がある場合の出入りするための踏み台として利用したり、腰かけて庭を眺めたりするのに使われます。名前の由来としては雨が降れば濡れてしまう為、濡れ縁と呼びます。

また、似た様なものとして縁側があります。同じ様なものですが縁側は建物内にあり、濡縁は外にあります。

※縁側、濡縁、ウッドデッキそれぞれ判断しにくいものも御座います。

例)

サイズ感では濡縁ですが、周囲を覆う幕板が付いているものはウッドデッキ?境界線が微妙ですね、、、

個人的にはウッドデッキは濡縁より幅が広く、リビングの延長として使用できる様なものであり、写真はウッドデッキを濡縁として使用している為、明確な断言はなく、この様な素敵な使用方法もあると、勉強になります。

一般的な濡縁と収納付き濡縁

一般的な濡縁は踏み台として利用したり、腰かけて庭を眺めたりする事をメインとしている為、収納としての役割がありません。また、地面との高さがある為、濡縁の下部にスペースがありますが、出し入れしづらかったりします。ですが今回はお客様からのご提案で、収納付き濡縁を実施させて頂きました。

一般的な濡縁

 

収納付き濡縁

腰をかけたりする事はもちろん、蓋を開けると収納もでき、出し入れがしやすいです。また、蓋を開けた際、倒れてこないようにするつっかえ棒も併せて施工させて頂きました。

家庭菜園の道具やお子様の砂遊びおもちゃ等を収納するのにとても素敵だと思いました。

メリット・デメリット

メリット

上記で説明させて頂いた通り、濡縁と収納の両方の特徴を兼ね揃えたものの為、濡縁の用途の腰を掛けたりする事や、収納の用途の物をしまえる事で、別々で設置するよりもスペースを広く使用せず、コンパクトにする事が出来ます。また、既製品ではなくオーダー品であれば素材の相談などができる為、より自分好みにできます。

デメリット

濡縁は建物の外にあり雨が降れば濡れてしまう為、濡ても大丈夫なものしか収納できません。

濡ない様にするために色々と工夫し取り付けても良いかもしれませんが、蓋が開け閉めする際に重いかも知れません。

👇check👇

〜スタッフブログ〜

『収納のついた濡れ縁が出来ました』

https://www.cocoroex.com/blog/20573/

濡縁と似類の物の違いについて

『ウッドデッキを設置するか迷ってる方必見!! 心エクステリアデザイン』

https://www.cocoroex.com/column/19833/

門袖壁

 

門袖壁とは

門袖壁とはお家の玄関の前などの外構に建てられる塀です。門塀と呼ばれる事もあります。 ポスト・表札・インターホンを取り付けることが多く、来訪者が一番初めに目にする部分でもあります。 門柱と呼ばれる事もあり文字通り、門柱は「柱」門塀は「塀(壁)」という違いがあります。

設置場所

目隠しの意味合いも込めて玄関ポーチ等に隣接させ設置することも可能です。また、敷地の入り口付近に設置することもできます。

玄関ポーチ等に隣接させ設置する場合は玄関を開けてすぐに郵送物を回収できる為、雨の日などはあまり濡れずに済みますが、玄関のすぐ近くまで来訪者が入る事になってしまいます。また、敷地の入り口付近に設置する場合は郵送物の回収は門袖壁まで取りにいく必要がある為、雨の際は濡れてしまいますが、来訪者が玄関近くまでこないで対応することができます。

毎日生活する中でどのような門袖壁なら快適に使用できるのか、よく考えてそれぞれにあった設置場所を決めましょう。

照明

今回笠置下に設置した照明はLIXILさんのコーピングビームライトL80を使用致しました。

温かい印象の光で落ち着きますね!

夜間には、より一層効果を発揮します!

門袖などの壁は素材を活かしたライトアップを使用するとより美しくなります。照らすポイントは、使用している素材を際立たせる事です。 たとえば、凹凸のある壁であれば、照明を下から当てることで素材の影や色がはっきりと浮かび上がり、ドラマティックな雰囲気に仕上がります。

照明がある事により門まわり全体が明るくなり、夜間に来客があっても、相手の顔が見えやすいです。また、空き巣は照明がついていない暗い家を狙う傾向がある為、防犯面でも効果があります。死角をなくし防犯意識が高い家であることを侵入者に認識させ、入りにくい家にしましょう。

ジョリパット

ジョリパットとは

ジョリパットとはアイカ工業株式会社が製造・販売する壁面仕上げ用の塗材です。

45年以上の歴史があり、さまざまなデザインを実現できる自由度が特徴です。現場で水などを使って資材を練る湿式工法になります。

カラーやパターン

ジョリパットのカラーやパターンは豊富で、カラーで180種類、パターン(模様)は160種類とあります。(内外装含め)

色によっては汚れが目立ってしまったりしてしまう為、なるべく目立たない色を選択をするのが個人的にはいいと思います。

また、パターンについては特にこだわりが無ければ掃除のやりやすいもの(凸凹面が少ないもの)がいいかなと思います。

採用する場合は、事前にサンプルを確認しておきましょう。実際に仕上げてから、イメージと違うと後悔しても、簡単に塗り直せません。事前に完成形のイメージを明確にすることで、失敗するリスクを軽減できます。

サンプルを確認するには、ショールームを訪ねるか、業者にサンプルを依頼する2種類の方法があります。

メリット・デメリット

メリット

・デザイン・バリエーションが豊富

・親水性があり汚れを洗い流せる

・カビや藻の発生を抑えられる

・メンテナンスしやすい

・低刺激で子どもやペットがいても安心

デメリット

・汚れが付きやすい

 (近年では商品の開発も進んでおり、汚れにくいものなども多くなっております)

・施工に時間がかかる

・職人によって仕上がりが異なる

 (仕上げ方法によってローラーやハケ等で仕上げる方法もあり、ムラなどを抑えた方法があります)

・高圧洗浄で剥がれるリスクがある

メンテナンス方法

基本的には水洗いで柔らかいブラシを使い力を入れずにこすり、汚れ落ちが悪い時は中性洗剤を薄めたもので軽く擦り洗いをしてあげましょう。 洗剤を使用した場合は外壁に洗剤を残さないようによく洗い流してあげて下さい。※高圧洗浄は剥がれ落ちてしまう恐れがある為、使用しないで下さい。

 

花壇・水栓

水栓の水受け部分の縁をレンガにて施工致しました。現場施工の為、水受けの広さは任意で決められ、自由が効きます。今回はお客様からの要望でホースも中に入れたいとの事だった為、それに合わせて施工致しました!

・レンガ:エスビックさんのロイヤルパインブリック

・水栓柱:オンリーワンさんのジラーレ

色合いが建物や濡縁などとも調和し、温かい雰囲気があり、いいですね!

レンガ

今回紹介させて頂いた水受けの縁や花壇意外にも、床の舗装など様々な使用方法・組み合わせパターンがあり、魅力的です!

また、使用方法により普通レンガ・空洞レンガ・耐火レンガなど種類が異なる為、用途にあったものを選択して下さい。

水栓柱

屋外に設置される柱上の水栓設備です。 庭の草木の水やりや車の水洗い、掃除など屋外で水を使用する際の給水に使用されます。 水栓柱があるとないとでは、屋外活動の利便性に大きな差が生まれます。 屋外で水が必要になる作業は意外と多く、水道設備が無ければ家の中からホースで水を引いてこなければいけません。

また、水栓柱は外部水栓となり、外部水栓には他にも埋込み型もあります。埋込型のは主に散水栓と呼ばれ、散水栓用のボックスを地面の中に埋めて設置する水栓です。ボックスの中に蛇口がある為、ボックスの蓋を開けて中にある蛇口をひねり、使用します。基本的には、蛇口にホースを繋いで利用します。

今回紹介させて頂いたものは既製品となりますが、レンガなどを組み合わせて、現場で造るもの等たくさんの種類があります。

それぞれの用途や広さ、使用頻度、お好みに合わせご検討下さい。

まとめ

エクステリアはあくまで建物を含む住まいの中にあり単独では存在しない為、住まいとの関係は非常に重要です。住まいを無視してエクステリアだけを考えても建物との調和が合わなかったなど、満足感を感じる事ができない為、まずは住まいを理解する事が大切です。また、既製の形がある物だけでなく、今回の様な『濡縁+収納』の様に『◯+◯』を施工業者に可能かご相談をしてみてもいいかも知れません。


外構は生活の質を左右し、日々の暮らしに欠かせないものです。工事の要素はたくさんありますが、どんな生活をしたいのかイメージし見極める事が大切です。
その上で、専門の業者さんに相談してみましょう。

エクステリア商品はどれも簡単に買える物ではない為、充分に検討して頂いた方が最善だと思います。

皆さまのエクステリアライフがファンタスティックで豊かなものとなりますよう、お祈りしております。


株式会社心エクステリアデザインでは外構工事のご相談承っております。

お気軽にお問い合わせ下さい。

この記事の執筆、監修は…

株式会社心エクステリアデザインの工事担当吉澤です。

外構については学ぶことが多く、少しずつ成長を感じながら、やりがいを持って働いています。

皆さんの力になれるよう努めていきたいです。